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つくること、うること、すべての工程を体感したいと感じ、
新しくハンドメイドのブランドをつくるに至りました。
ご注文はメール(info@hizurukurumi.jp)または下記のオンラインストアにて承ります。
イベント出店などのお知らせはfacebookからお伝えしますので、どうぞよろしくお願いします。
facebook )https://www.facebook.com/moritooto/
本物の植物でできたアクセサリーブランド「ひとひら」。
敷地内に自生するクローバーから四つ葉を探しアクセサリーに加工する
「四つ葉のアクセサリー」シリーズを展開しています。
「四つ葉のアクセサリー」シリーズは娘との記憶でもあります。
まだ彼女がお腹にいた時、散歩する中でたくさん四つ葉のクローバーを見つけたことから、
幸せのおまじないをお裾分けしたいと思ったことが、このブランドはじめたきっかけです。
ですから、このブランドでは娘が会長、私が一社員といったところでしょうか。
一緒に満天の星を見たり、緑豊かな山を駆け回ったり、そよ風の中お昼寝したり、
娘と過ごすかけがえのない時間と共に、ゆったりとしたペースで育てていけたらと思っています。
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自然をモチーフにしたアクセサリーブランド。
実在の蝶を実際の大きさそのままに、刺繍で再現した「刺繍の標本」シリーズ。
第一弾は「オオゴマダラ」です。
森は様々な音で溢れています。
たとえ同じ鳥の声であっても、聞く人によって違う音に聞こえるものです。
その幅の豊かなように、受取手次第で色んな解釈ができる余白のあるものづくりを目指しています。
一つのものに対して一つの解釈を提示するのではなく、
如何様にも自由に受け取れる、軽やかさを持った美しい音を奏でていきたい。
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「森と音」は、徳島に移住する前から構想していたブランドです。
デザインの仕事をライフワークにしようと決めた学生の時、最初から最後まで案件に携われる個人事務所に入りたいと思っていました。
念願叶い、とあるデザイン事務所にお世話になりました。
クライアントの方々と一緒に仕事をさせていただくようになる中で、
「ブランド」というものをより実体感したいという思いが強まりました。
私たちは「デザイナー」という視点が主ですが、クライアントはデザイン面のみならず
様々な思いを抱え、また目を配りながらブランドを育てています。
経済面、ブランドの位置づけ、社会との関係性、生き残るための戦略、創業の想い…
もちろんデザイナーの私たちも、社会は今どう動いていて何が求められているのか、
進むべき方向は何処なのか、時に地図を描き、時にこれからの世界を創造しながら仮説を立てる。
そしてそのブランドがどういうものなのかを再認識しながら、ブレがない展開を提案していきます。
グラフィックの枠を超えて、ただ色形を描くだけではない、すべての作業を丁寧に。
しかし、私たちはどこまでいってもブランドを実際に動かすということはできません。
製造、販売、在庫管理、経理など、実際に体感することでよりクライアントに寄り添うことができるのではないかと感じていました。
と、同時に私は女性なので、子どもを妊娠すれば事務所で仕事をするということは物理的にできないとも感じていました。
個人事務所は全員が4番という程に、それぞれが責任ある重要な仕事を任されます。
自分のコントロールできない体調の変化で全体に迷惑をかけることはできません。
大きな企業であれば育休などしっかりしたところもあるのでしょうが、人数が少ない個人事務所では現実的ではありません。
その時はデザインから引き離されるように感じて、
自分のこれからのデザインの仕事のあり方を考える時期でもありました。
0からブランドを立ち上げる。
必要なことをすべて自分で体感する。
自分が欲しいもの、でも世の中にないものを作ることから。
「刺繍の標本」は、私が欲しかったアイテムでもあります。
世にあるアクセサリーの蝶はそれぞれの解釈でデフォルメされていますが、私はできるだけ何もしないものが欲しかったのです。
「何もしない」のは「何もしてないように見える」ものでもあります。
本当に何もしていないのではなく、何もしていないように様々な調整をしています。
「刺繍の標本」の刺繍部分はプロの刺繍屋さんにオーダーしてつくっていただきました。
加工し、形にするのは「森と音」でしています。
刺繍屋さんだけでもできない、「森と音」だけでもできない商品です。
企画した商品を他社で作り、商品に利益を上乗せして販売するという形ではなく、
「つくる(制作する)」という工程を挟むことで、大量の生産ラインに乗る商品でもない、個人のハンドメイド作品とも少し違う、
中間に位置付けたブランドとして展開している実験的な試みです。